本日は福岡県の小学校にて「シンドバットの大冒険」を行いました。

早朝よりホテルを出発した時点では、雨が降っている空模様でしたが

学校へ近づくにつれ雨も止み、西の空には虹がかかっていました。

なんだか幸先のいいスタートで、学校に入らせてもらう前から既に気持ちが高ぶっておりましたｗ

本来舞台を仕込んでる場面は、先生を含め子供達もなかなか目にすることはないと思います。

学校によって体育館の状況は様々で、その場その場に合わせた準備を

このように役者を含め全員で行っております。

舞台が出来上がったら、マイクテストと立ち位置を確認する為の場当たり。

素敵な舞台にするには、しっかりとした準備と確認が必要です。

それを経て、子供達に感動してもらえるよう役者は精一杯演じさせて頂きます。

この日も、沢山の拍手と笑い声が体育館を埋め尽くしてくれました。

また、観劇後は代表の生徒さんからご挨拶を頂き、

女性の踊りが綺麗だった。歌声がすごかったなどの素敵な感想を頂きました。

公演を終えて撤収作業中には、

どうしても楽しかった気持ちを伝えたくて、

手紙を渡しに来てくれる生徒さんや、

また明日も来てくださいと言ってくれる生徒さんもいて本当に嬉しかったです。

生徒数が多い学校様だった為、公演を実施するまでには

本当に沢山の事を協議検討された事と存じます。

副校長先生からは、「子供達の為の文化的な事が、昨年からほとんどできてないんです」

と切実な状況をお聞きしました。だからこそ、今回の芸術鑑賞会は実施したかったのだと。

先生のそのお言葉に胸が熱くなり、精一杯お応えしなくてはと

出来うるすべてを舞台上で表現させて頂きました。

子供達、そして先生方に於かれまして今公演が

心に残る思い出の１ページとなりましたら幸いです。

改めまして、本日は芸術鑑賞会を実施して頂き誠に有難うございました。

また、別の作品でお目にかかれることを心より願っております。